twitterでやり取りをしていたのだけど、大切なことなのでまとめておくことにした。
EWIをどうやってキレイに保つか・・・ が今回のテーマ。
EWIは吹奏楽器なので、息を吹き込むところと抜けて出るところがありますね。(EWI 1000は抜けないので除外w)
使えば使うほどに、どうしても多少は汚れてくるし、何より変な匂いがすると、以降吹こうなんて気になれなくなる。
・・・となると、どうしてもキレイにしたいがあまり、「洗浄」という言葉が頭をよぎるわけです。
洗浄すること自体はキレイに保つうえで非常に有効な手段ではあるのですが、問題はその方法。
オススメできない方法が2つほどあります。
- 水を口に含んでマウスピースから吹き込む
- エアダスターの空気をマウスピースから突っ込む
これらをオススメできない理由は、
最悪、EWIを壊してしまう可能性がある
ということです。
その理由を説明するために、この画像を見てください。

画像上部がマウスピースです。(マウスピースゴムを外しているので、バイトセンサーが見えています)
マウスピースを吹き込み側から覗いてみるとわかるのですが、2つに枝分かれしています。
この枝分かれした2つのルートは、画像の2つのホースに繋がっており、1つが管体下部の排気口へ、もう1つがブレスセンサーに繋がっています。
マウスピースから、水などの液体を入れた場合、ブレスセンサー側に流れ、これが原因でブレスセンサーが壊れてしまう可能性があるということになります。
また、強い圧力で水や空気を入れた場合、(クリップで止まってはいますが)ホースの接続部分が外れてしまったり、漏れてしまったりする可能性があります。
エアダスターの場合は、漏れても害はありませんが、もしブレスセンサー側のホースが抜けてしまうと、演奏できなくなってしまいます。
水の場合、漏れれば内部の基盤が濡れてしまうことになるため、錆やショートの原因となる可能性があります。
では、キレイに保つためにはどうすればよいのか?
多くのEWI吹きがやっていることは、
演奏後は立てておく
ということ。
これをやるだけで、かなり変わります。
あとは、マウスピースを定期的に洗うこと。
マウスピースは本体から外すことができるので、水洗いしてしっかり乾かせば、それなりにキレイに保つことができます。
え?分解して洗いたい?
止めはしませんが、自己責任でお願いします。
あと、EWI5000 は電波法に抵触するため、絶対分解してはいけません。