ここんとこ、AKAIさんが「EWIをPCで楽しむ」という連載をはじめたり、よしめめさんが自身のBLOGで「EWIでTubeSynthを使おう」という連載をはじめたりしていますね。
非常にステキな試みなんですが、Windowsユーザーの僕にはよくワカラナイことがいくつかありました。
(AKAIさんもよしめめさんもWindowsのことには触れているものの、基本的にはmacOSで説明されているからシカタナイw)
というわけで、超絶スキマ記事になること間違いなしだが、書いていくことにする。
まず、起動だ!
Windowsのスタートメニューから起動すると、何はなくともまずこの画面が開く。
当然と思われるかもしれないが、実はここが1つ目のトラップw
MPC BEATSに限らず、WordでもExcelでもそうなのだが、ファイルを開くのではなく、スタートメニューから起動すると、そのアプリケーションがユーザーに対して「何をしたいんだい?」と問いかけてくる。

ここでは特に何かテンプレートを選択する必要はないので、「Empty」を選択して、右下にある「Empty Project」を選択しよう。
設定を確認しよう!
前項でめでたくMPC BEATSが起動したら、EWIを繋いだり、音を鳴らすための設定を行おう。
さて、設定画面は・・・?
分かりづらいが、左上のハンバーガーメニュー()をクリックして、「Edit」→「Preferences」の順で選択してやっと設定画面が開く。

オーディオの設定を確認してみよう
前項で設定画面が開いたら、「Audio」が既に選択されていて、オーディオの設定が確認できる。

僕の環境ではオーディオ インターフェース(YAMAHA AG-03 MIKU)を使うので、こんな設定になっている。
もし、オーディオ インターフェースを使わず、ASIO4ALLを使う場合は、下図のような設定画面になるので、適宜自身の環境に合った設定をしよう。

Windowsでソフトシンセを鳴らそうという場合は、
「Audio Device Type」で「ASIO」を選択する
こと。
「Windows Audio」や「Direct Sound」を選択すると、EWIで吹いた時、かなり遅れてソフトシンセが発音する、いわゆる「遅延が大きい」状態になってしまうので注意!
MIDIの設定を確認しよう
設定画面で「MIDI/Sync」を選択すると、MIDIの設定を確認することができる。

EWIを接続していれば、ここに接続方法に応じた表示があるはずだ。
僕の場合、EWI SOLOを接続しているので、「EWI Solo」がある。
EWI 4000sの場合、USB-MIDIインターフェース経由での接続になるので、使用しているインターフェースの名称を確認しよう。
(上図の場合、「UM-1G」がUSB-MIDIインターフェース。)