仕事の報告をしているのに、全然聞いてくれなかった。
お客さまに商品説明のプレゼンをしたが、他のことをしている人が多かった。
・・・こんな「聞き手に逃げられた」経験は、多くの方が経験されていると思います。
せっかく話をしているのですから、きちんと聞いてほしいですよね。
では、どのように話せば、きちんと聞いてもらえるのでしょうか。
実は、話の本題に入る前に、3つのことを行うことで、大きく改善されます。
- 話にかかる時間(相手の拘束時間)を伝える
- 取り上げる話題の数を伝える
- 話をする理由を伝える
1.と2.は、「報告の仕方」など社会人になりたての頃に耳にタコができるくらい、先輩や上司から徹底するように言われた経験を持っている方もいらっしゃるでしょう。
では、3.はどうでしょうか。
上司への報告も、社内・社外でのプレゼンテーションも、聞き手を掴み続けるには、聞き手に「なぜこの話を聞く必要があるのか」を理解させ、合意を取る必要があります。
- 今後の事業継続に影響がある
- 紹介される製品を購入することで、効率化が図れる
- この話を聞いておかなければ、後続である自分の業務ができない
など、理由は様々ですが、こういったことを話の本題に入る前に聞き手に伝えてみてください。
ただ「重要なことなので・・・」と言って始めるより、聞き手の意識をこちらに向けることができるでしょう。