先日の記事(↓)では、macOS MojaveのMacBook Proに対して、EWI USBのアプリである、「AKAI EWI USB」を導入できることをお伝えしました。
macOSをMojaveからCatalinaにアップデートしたので、その話を書きます。
結論から言ってしまうと、
- ARIA は GarageBand 10 で問題なく動作(32bitである GarageBand ’11 は起動せず)
- EWI USBで演奏OK
- EWI4000sを USB-MIDIインターフェースで接続してARIAを演奏するのもOK
・・・というわけで、すんなりCatalinaにアップデートができてしまいました。
ただ、今回のCatalina化に伴い、EWI4000sのエディタである「Vyzex」は切り捨てました。
というのも、かねてからVyzexは32bitアプリであることが知られていながら、Vyzexを採用するLINE6などのサイトでは「Catalinaではサポートしない」と明らかにされており、AKAI Professionalも同様の対応となるのは明白だったからです。
また、twitterなどで一部の方が紹介していますが、代替アプリの存在もあり、完全にmacOSでEWI4000sの音色編集ができなくなるわけではないので、今回のCatalina化に踏み切りました。
さて、そのCatalinaへのアップデートですが、これまでのアップデート同様、システム環境設定からアップデートを行うだけです。
もちろん、多くのmacユーザーがやるように、USB接続の機材は最低限にして実行。
僕のMacBook Pro(13inch 2016)では、約1時間程度でアップデートが完了しました。
アップデート後、EWI USBやオーディオインターフェースなどのUSB機器を接続し、GarageBandを起動&ARIAを追加してみた画面がコチラです。

ちなみに。
僕のMacBookにつながっているEWIがらみの機材で、Catalina化で使用不可になる可能性があったのは2つ。
- Roland DUO-CAPTURE(初代) :オーディオインターフェース
正直とっくの昔にメーカーサポートが切れているので期待はしてなかったものの、Mojave以前に入れていたドライバーで動作している?っぽい。 - Roland UM-1G(初代) :USB-MIDIインターフェース
これもオーディオインターフェース同様に、とっくにサポート切れなのだけど、なぜか動作。
この2つが動作しなかったら、「仕方ねぇ、買い替えるか。。。」となるのに、動いちゃったから、買い替えられないじゃないか。。。(←
オマケ。
EWI4000sのエディタ Vyzexを起動すると、こんな感じで怒られます。

まぁ、32bitアプリなので、アプリ起動のアイコンも「使えないよ!」って感じになってるし、仕方ないですね・・・。
EWI5000は?って思った人。(いねーよ)
僕はEWI5000を持っていないので、正直わかりません。
ただ、アプリだけは無駄に入れていて、起動はしました。
「Please connect an EWI 5000.」とメッセージが出るだけですがwww